地域医療支援病院　

看護部の理念は「地域に開かれた病院として、全人的な質の高い看護を提供します。」です

この理念と平成29年病院目標に基づき、今年の看護部の目標は

「生活体としての患者像を理解し、得た情報を看護に反映させる」です。

　山口県地域医療計画を踏まえ、当院は回復期を担う機能を強化することになりました。急性期医療に軸足を置く今までの在り方から、患者さんを病気やけがをした人としてのみでなく、その人全体としてみて、退院後にも目を向けた看護に舵を切ることになりました。今後もその方向性を強化することになると思われます。入院中の医療やリハビリが適切に行われるようにすることのみでなく、入院前の生活の有り様にできるだけ近い形で戻れるように配慮した看護が重要だと考えています。

　御自分でできることを大切にし、減らさないようにする。また、何らかの不自由がある時には、折り合いをつけられる対策を考える、そういったことを看護師・介護士・そのほかの医療スタッフと協力し合って成果を上げるべく頑張ります。

　配慮が一方的な思い込みにならないように、患者さんやご家族のお話を伺いながらチームで計画に基づいた看護を行います。お気づきの点・ご要望がありましたら、遠慮なく看護師に声をおかけください。よろしくお願いします。