放射線部



岩国市医療センター医師会病院
MMG
当院ではマンモグラフィの撮影を精度管理中央委員会の主催する『検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師』の認定を取得した診療放射線技師で行っています。
基本的には、予約制で検査は行っていますので外科外来の受診または、開業医からの紹介にて検査をお受け下さい。
また、市内でも数件の医療機関で同様の検査を行っておりますので、かかりつけ医へご相談下さい。


豊胸手術をされている方、ペースメーカーを入れている方は、必ず事前にお申し出ください。撮影時の圧迫により、ペースメーカーに故障・破損、豊胸手術に使われているパックに損傷を生じさせる危険性があります。
MMG(マンモグラフィ)とは
マンモグラフィとは乳房専用のX線撮影のことで、乳房の中を見えやすくするために圧迫板というアクリルの板とフィルムの入った板の間に乳房を挟んで平たくしてX線撮影する特殊な検査です。
大きな特徴としては、視触診では分かりにくかった比較的早期の乳がんを発見できることがあり、また触れるシコリが癌であるか否かの鑑別にも有用とされています。


撮影時のお願い
乳房が挟まれることで痛みを伴いますが、少しの間ですので出来るだけ我慢をしてください。
技師が患者様の乳房を固定しますが、体に力が入ったり、後ろにさがったりすると、充分に 挟めないことがあります。なるべくリラックスして頂くことをお願いしています。
リラックスすることによって痛みは減少することもあります。
良いマンモグラフィを撮るには圧迫はどうしても必要なことです。どうぞご協力をお願いします。



撮影方法
乳房を片方ずつ、圧迫板というアクリルの板とフィルムの入った板の間にはさんで、上下や斜めなどからはさんで撮影します。
患者様の様子を見ながら圧迫の強さの調整をしていきますので、我慢できないほど痛みがあれば遠慮なくおっしゃってください。



乳房撮影と生理について
乳房は、排卵後から月経が始まる頃までホルモンによって影響を受け、乳房が硬くなったり、痛みを感じたりします。
この期間でも、検査に支障ありません。
しかし、生理が終わって1週間ぐらいの時期に検査を受けると、圧迫による痛みは緩和されます。



被曝について
X線検査では、少なからず被ばくが伴います。
装置やフィルム等の改良により、マンモグラフィの被ばく線量はきわめてわずかになっております。



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