放射線部



岩国市医療センター医師会病院
血管撮影
当院の血管撮影装置はDSA(Digital Subtraction Angiography)装置で、画像信号をデジタル化して造影剤注入前の画像と造影された画像を引き算して作成した血管像のみをリアルタイムにテレビ画像に写し出したものです。よって、血管以外の骨など障害となるものを取り除き、血管像のみを写し出すことができます。
また、当院の装置では回転撮影を行うことにより、CTのように3D(3次元画像)を構成することもできます。

血管撮影とは
血管撮影とは、脚の付け根(鼠径部)または肘などから、主に動脈の中に細い管(カテーテル)を通して、目的の部位(臓器・血管・腫瘍)まで挿入し、造影剤を注入して血管の走行や状態を連続してX線撮影を行う検査です。
そして近年では、診断のみならずほとんどの検査についてこの管(カテーテル)を用いた治療(Interventional Radiology:IVR)などが行われています。
腹部血管撮影、頭部血管撮影、心臓ペースメーカー埋め込み、ペインクリニックもここで治療を行うことがあります。



                  代表的な検査

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